まるでメロン!仁井田本家「にいだしぜんしゅ 生酛 めろん3.33」

仁井田本家「にいだしぜんしゅ 生酛めろん3.33」入荷しました。

名前の通り、完熟メロンのような吟醸香に、まさにメロン!のジューシーな味わいです。

「めろん3.33」の名前の由来は…

蔵元facebookより
日本酒は通常「三段仕込み」といいまして、酒母(しゅぼ)をタンクに入れ、そこに糀、蒸米、水を三段階にわけて入れてゆきます。

一度に入れてしまうと、酵母菌の繁殖が追いつかず、雑菌が増えてしまう恐れがあるため、3回に分けて入れる事で、酒母の中の酵母菌を元気な状態のまま、だんだんと増やしてあげる事ができます。

元気に増えた酵母菌の働きで、蒸米の糖分がアルコールへとかわってゆきます。
ちなみに蒸米そのものの成分は「でんぷん」ですが、それを、糀菌のつくり出す酵素が「糖」にかえてくれます。

そんな風にもろみの中では「糖化発酵」と「アルコール発酵」という、ふたつの発酵が同時に行われているのです。
そしてこの「三段仕込み」の後、さらにもう1回蒸米を入れ、甘みを出す仕込み方法を「四段仕込み」といい、「しぜんしゅ」の場合は、蔵に伝わる独自の「汲み出し四段」という方法で仕込んでいます。

これは、もろみのタンクにそのまま蒸米を入れるのではなく、もろみの一部を小さなタンクに汲みだして、そこに蒸米を入れ、しっかり甘さを出してから大きなタンクに戻すという、実はと~っても手間のかかる仕込み方法なのです!

その「四段目」の蒸米の量を、あえて1/3に減らし、適度な甘さに調整したものが、こちらの「めろん3.33」です。
三段+1/3(=0.33)段という事で「3.33」という表現にいたしました。

「四段」ではなく「3と1/3段」にすることで、完熟メロンのようなフレッシュな吟醸香と、甘みと酸味のバランス良く、ジューシーな旨みに。

また、発酵由来のピチピチとしたガス感もお楽しみいただけます。
ぜひぜひご賞味下さい。

 

メロンのような甘みと酸味。
香りをお楽しみいただくため、ワイングラスで飲むのがおすすめです。

店頭にて試飲もできますので、お気軽にスタッフにお声がけください。

商品名にいだしぜんしゅ 生酛 めろん 3.33
特定名称純米吟醸
酒造年度(BY)29BY
蔵元名仁井田本家
価格(720ml)1,725円
価格(1800ml)3,455円
原材料米・米糀
原料米自然栽培米
精米歩合60%
アルコール度16.5%
日本酒度-
酸度-
酵母-
販売時期季節商品
備考