仁井田本家「にいだしぜんしゅ 生酛めろん3.33」入荷しました。
名前の通り、完熟メロンのような吟醸香に、まさにメロン!のジューシーな味わいです。
「めろん3.33」の名前の由来は…
日本酒は通常「三段仕込み」といいまして、酒母(しゅぼ)をタンクに入れ、そこに糀、蒸米、水を三段階にわけて入れてゆきます。
一度に入れてしまうと、酵母菌の繁殖が追いつかず、雑菌が増えてしまう恐れがあるため、3回に分けて入れる事で、酒母の中の酵母菌を元気な状態のまま、だんだんと増やしてあげる事ができます。
元気に増えた酵母菌の働きで、蒸米の糖分がアルコールへとかわってゆきます。
ちなみに蒸米そのものの成分は「でんぷん」ですが、それを、糀菌のつくり出す酵素が「糖」にかえてくれます。
そんな風にもろみの中では「糖化発酵」と「アルコール発酵」という、ふたつの発酵が同時に行われているのです。
そしてこの「三段仕込み」の後、さらにもう1回蒸米を入れ、甘みを出す仕込み方法を「四段仕込み」といい、「しぜんしゅ」の場合は、蔵に伝わる独自の「汲み出し四段」という方法で仕込んでいます。
これは、もろみのタンクにそのまま蒸米を入れるのではなく、もろみの一部を小さなタンクに汲みだして、そこに蒸米を入れ、しっかり甘さを出してから大きなタンクに戻すという、実はと~っても手間のかかる仕込み方法なのです!
その「四段目」の蒸米の量を、あえて1/3に減らし、適度な甘さに調整したものが、こちらの「めろん3.33」です。
三段+1/3(=0.33)段という事で「3.33」という表現にいたしました。
「四段」ではなく「3と1/3段」にすることで、完熟メロンのようなフレッシュな吟醸香と、甘みと酸味のバランス良く、ジューシーな旨みに。
また、発酵由来のピチピチとしたガス感もお楽しみいただけます。
ぜひぜひご賞味下さい。
メロンのような甘みと酸味。
香りをお楽しみいただくため、ワイングラスで飲むのがおすすめです。
店頭にて試飲もできますので、お気軽にスタッフにお声がけください。
商品名 | にいだしぜんしゅ 生酛 めろん 3.33 |
---|---|
特定名称 | 純米吟醸 |
酒造年度(BY) | 29BY |
蔵元名 | 仁井田本家 |
価格(720ml) | 1,725円 |
価格(1800ml) | 3,455円 |
原材料 | 米・米糀 |
原料米 | 自然栽培米 |
精米歩合 | 60% |
アルコール度 | 16.5% |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
酵母 | - |
販売時期 | 季節商品 |
備考 |