東京は桜が満開のようです。
会津もあたたかな日差しが続き、山のように積もった雪があっという間に溶けています。
3月のちょいのみACADEMYのテーマは
「春先取りのうきうきワイン♪」
春の風を感じながらゆっくりと味わう時間をイメージしながら、バラエティに富んだセレクトにいたしました。
そして合わせたおつまみはシャルキュトリー3品。
大阪・八尾市にあるシャルキュトリー・ロシニョールさんの手間暇を惜しまない丁寧な味わいをぜひ皆さんにも知っていただきたく取り寄せました。
https://rossignol.jp/about-1
1.ブランケット・ド・リムー・メトード・アンセストラル・キュヴェ・マ・メゾン・ドゥー2022/白泡・やや甘口/¥2,280
リムーはフランス・ラングドックルシヨンの地方名。
ブランケット・ド・リムーはモーザックという品種を主要品種とする瓶内二次発酵の発泡性ワイン。
メトード・アンセストラルはモーザック100%の弱発泡性ワインを指します。
キュヴェ・マ・メゾンは私の家のとっておき、ドゥーは甘口を意味します。
つまりこのワインはモーザック100%のやわらかな発泡性ワインで、ウチのとっておきの甘口スパークリングワインなの!と命名されています。
フレッシュな青リンゴのようなアロマが豊かに広がり、そして柔らかい自然な甘みと細やかな泡、やさしい味わいに皆さんの声が弾んでいらっしゃいました。
2.ブラン・ド・シャス・スプリーン2017/白・辛口/¥3,960
神の雫にも登場した、五ノ井にひそかに眠る銘品のひとつ。
フランス・ボルドーらしくセミヨン、ソーヴィニヨン・ブランのブレンド。
熟成を経たセミヨンの蜂蜜のようなアロマとまろやかな味わいは「フィネス」という言葉がぴったりです。
3.ドメーヌ・ルシアン・ジャコブ サヴィニー・レ・ボーヌ2018/赤・ミディアムボディ/¥5,480
優雅で女性らしさを感じさせるブルゴーニュの造り手。ハーモニーこそが最重要な要素。農薬を使用せず、良質な葡萄の選果こそが良質なワインとしてのこだわりだと言います。
フランボワーズの赤果実のジューシーさ、スパイスや土の香りなど幾層にも広がる熟成した複雑なアロマが魅力的なピノ・ノワールでした。
4.パシュラン・デュ・ヴィック ビル・ドゥー レ・ペリクレ/白・極甘口/¥3,100
会津坂下町のnupuriさんのキャロットケーキと共に。こちらのガトーショコラもワインとの組み合わせが大好評です。
https://www.instagram.com/nupuri_coffee/
甘口やロゼワインなど、ふだんなかなか選ぶ機会が少ないワインもワイン会ではお楽しみいただけます。
お酒好きは辛口を好む、と思われがちですが実際甘口をお出ししますととても喜んでいただけます。ワインを飲み続けていると舌が疲れてくることも多いのです。最後にほっと優しく染み渡る甘口とスイーツの組み合わせは、また格別の美味しさです。